下の子を出産して、上の子の赤ちゃん返りがひどいと大変ですよね。
上の子のケアと下の子のお世話で板挟みになっているママは、
多いのではないでしょうか?
かなたは息子2人を出産しましたが、
長男はほとんど赤ちゃん返りをしませんでした。
それはなぜか、優先順位を少し変えたからです。
赤ちゃんが必要とすること以外では、常に長男を優先していました。
それに安心したのか、ほとんど赤ちゃん返りをすることなく過ごせました。
特別なことをすることなく、かなたと長男が赤ちゃん返りを乗り越えた接し方を紹介します。
気になった方は、ご覧ください。
赤ちゃん返りはどんなことがあるのか
- 抱っこをせがむ
- 夜泣き
- わがままを言う
- 物を投げる
- 乱暴になる
- 今までできたことをやらなくなる
…など
赤ちゃんの世話をするママの関心を向けるような行動が、目立つようになります。
そしてママの愛情を奪った赤ちゃんに対し、攻撃的な態度をとるようになります。
この状態が長く続くと、疲労が抜けないですよね。
かなたの長男も過度に甘えたり、抱っこをせがんだり、
できることをやらなくなったりしました。
しかし、次男に対して攻撃的な態度をとることはありませんでし、
甘えやわがままも長くは続きませんでした。
それは何故なのか…。
長男への接し方が関係していると考えています。
かなたが長男への接し方を解説します。
赤ちゃん返りがひどくなる前の上の子の接し方
- 赤ちゃんの世話をしている時以外は、母が上の子の相手をする
- 赤ちゃんが寝ている間は、上の子を膝に乗せる(嫌がるまで)
- 上の子にお手伝いをしてもらう
- 上の子に赤ちゃんの世話をしてもらう
甘えて来たら全力で甘やかし、座るのは常にママのおひざ。
かなたは長男に四六時中引っ付いていました。
するとお手伝いやお世話を積極的にしてくれるようになりました。
赤ちゃんの世話をしている時以外は、母が上の子の相手をする
必ずしなければならない赤ちゃんの世話をする時以外は、
上の子の相手や世話をお母さんが行いました。
夫がいるときは次男の世話をすべて任せて、
かなたは長男と絵本を読んだり、着替えを手伝ったり、
抱っこしたり、添い寝したり、遊んだり…などなど。
長男が思う存分甘えられる体制を整えました。
赤ちゃんが寝ている間は、上の子を嫌がるまで膝に乗せる
赤ちゃんが寝ている間は、嫌がるまで上の子を膝にのせて過ごしました。
とにかく長男に引っ付いて遊んだり、絵本を読んだりしました。
赤ちゃんが寝ている時は世話をしなくてよいので、
長男にもそれを伝え、長男と過ごす時間であることをアピールしました。
最初は喜んでひっいていますが、次第に鬱陶しくなってくるみたいです。
そうなったら、徐々に距離を離していくとよいです。
甘えてずっと引っ付いてくることが無くなりました。
上の子にお手伝いをしてもらう
些細なことでも上の子にお手伝いを頼みました。
オムツやティッシュボックス、おしり拭きなどを
見つけやすいところに出しておいて、あえて長男に持ってきてもらいました。
お母さん一人では赤ちゃんのお世話ができない、
長男に助けてもらわないとお世話ができないということを
全力でアピールしました。
上の子に赤ちゃんの世話をしてもらう
ミルクの授乳やトイレに行く時など、手軽にできるお世話をしてもらいました。
主にやっていたのは、2つのことです。
- 哺乳瓶を長男と一緒に持ってミルクをあげる
- トイレに行く時やごはんを作る時に次男の様子を観察してもらう
次男は混合タイプだったので、ミルクの時は長男を呼び、
哺乳瓶を持ってもらいました。
この時に次男の様子を観察してもらい、
赤ちゃんにはお世話が必要であることを認識してもらいました。
トイレに行く時やご飯を作っている時に、
次男に困っていないかを見ててもらいました。
「次男が泣いたら教えて欲しい」と長男に頼み、
少しの間離れて家のことを進めていました。
次男のほっぺをツンツンしたり、手を握ってみたりしていましたが、
使命感の方が強かったようで、泣き出したらすぐに教えてくれました。
赤ちゃんの世話をするとお母さんを助けられる、
喜ばれるといった達成感があったため、
赤ちゃん返りがひどくなりにくかったのではないかと思います。
赤ちゃんにはできないことをしている自分はカッコイイ
と言うような満足感もあったのだと思います。
赤ちゃん返りがひどくなる前の上の子の接し方まとめ
赤ちゃん返りがひどくなる前の上の子への接し方は、
- 赤ちゃんの世話をしている時以外は、母が上の子の相手をする
- 赤ちゃんが寝ている間は、上の子を嫌がるまで膝に乗せる
- 上の子にお手伝いをしてもらう
- 上の子に赤ちゃんの世話をしてもらう
全く赤ちゃん返りが無くなるわけではありませんが、
かなたの長男は夜泣きや攻撃的になることはありませんでした。
ささいなことでもお手伝いを頼むと、
「お母さんを助けられるのは自分だけ!!」と使命感を持って、
お手伝いをしてくれました。
嫌がるほどに上の子にべったりすることで、
ひどい赤ちゃん返りを防ぐことができたのだと思います。
上の子の赤ちゃん返りがひどくて悩んでいる方は、
接し方を少し変えてみることをおススメします。
以上
赤ちゃん返りがひどくなる前の上の子の接し方でした。
コメント